入園・入学式ファッションのマナー
ベネッセの行なったアンケートによると、入学式のママの服装は、スーツが約6割でワンピースが約3.5割となっています。
スーツのいいところは・・・・・・
- きちんとしたイメージ
- 上着を脱いで調節ができる
ワンピースのいいところは・・・・・・
- ママらしく柔らかいイメージ
- 体型をそれほど気にせず着られる
入学式・入園式のマナーとしては、新しく始まる新生活のお祝いということですので、明るい華やかな色合いを選ぶことがふさわしいと言えます。
春らしい、ベージュや薄いピンク、白などが好まれます。
ただし、地域によっては黒っぽい服装のほうが必要という場合がありますので、地元の先輩ママに聞いてみるといいですね。
グレーのスーツならば、どちらのトーンにもそれほど浮かずに馴染むことができますので、無難かもしれません。
また、黒のワンピースに白のジャケットというのも便利なコーディネートです。
さらに、入学式にも卒業式にも共通のマナーとして、フォーマルな素材の洋服を選ぶということは忘れないようにしましょう。
光沢のある素材や張りのある素材などは、きちんとしたシーンにぴったりです。
この頃はラメ入りツイード生地※のスーツも人気です。
また、ジャケットの中に着るブラウスはフリルやレースなどで華やかなものを選びましょう。
リクルートスーツスタイルのようになってしまうと、お祝いの席らしくなくなってしまいます。
ナチュラル系の式服については、こちらのサイトでも説明されています。
※ツイード素材について
ツイードとは、元はスコットランド地方で作られていた伝統的な織物のことです。
ざっくりとした温かみのある素材で、秋冬の紳士服やオーバーなどによく使われてきました。
フォーマルというより、カジュアルでトラッドな素材と言えます。
しかし最近では、細い糸で織られた平織物を指すこともあり、女性向きのツイードがおしゃれ素材として注目されています。
かっちりとした上品さのある生地なので、レディースのセミフォーマル用としてもよく使われるようになってきました。
正式なフォーマル素材ではないので結婚式などにはお勧めできませんが、学校行事には使いやすいのではないでしょうか。